第88回東京箱根間往復駅伝競走 観戦記 往路1区2区3区4区
新年おめでとうございます。今年も箱根駅伝がやってきました。
TV観戦だけで飽き足らず、地元鶴見の沿道応援に出るようになって12年くらい。地元の沿道で飽き足らず、選手の追っかけ、事実上先回り観戦するようになったのが2005年81回大会から。途中2007年の大晦日に父が亡くなって、それでも翌2008年の84回大会は控えめながら複数の沿道で声援を送っています。これからも続けたいと思います。
特に母校明治大学の活躍に期待しております。
5区 箱根湯本 復路へ HPへ
往路1区から4区 過去の大会 前回の第87回箱根駅伝観戦記 86回大会 85回大会
↓ 84回大会 83回大会 82回大会 81回大会(追っかけ初挑戦)
往路 1月2日 午前8時 大手町の読売新聞本社前スタート。 今回は、箱根駅伝の往路全区間で応援、写真撮影に挑戦しました。
1区 蒲田
まずは1区京急蒲田駅前。私の到着は8時31分。選手たちの通過予想時刻は8時45分ながら8:31すでに沿道には多くの人が陣取っています。なんとか写真撮影可能な場所を選んで、冷たい北風の中カメラを持って待つこと10分位。来ました。先頭は去年同様早稲田大学の大迫選手。
早稲田大学の大迫選手が飛びだし、その後鶴見中継所で見事2年連続区間賞でトップでタスキをつなぐ。
優勝候補駒沢大の攪上選手に城西大村山選手、上武大佐藤選手が続き、3位グループを形成。
続いて6位グループの先頭にいるのは私のお目当て明治大学の1年生大六野選手、学連選抜日大の田村選手ら。影になっているが、優勝した東洋大学の宇野君、山梨学院の井上選手、中央の西嶋選手などもこの集団付近にいるはず。その後方写真の右隅に東海大学の元村君が見える。
大六野君はトップと43秒差の区間6位と健闘し鶴見で菊地君にタスキを繋ぐ。
12番目通過のグループ。
国士舘大の福田君、順天堂大の堀君、国学院大の桑原君、後は青山学院大の佐藤君と東京農業大の青木君と思われます。その後ろ小さく見えるのは神奈川大の小島君と思われます。
遅れ始めた拓大の兼実選手。
全選手の通過を待って、8:55発の京浜急行快速特急で2区横浜へと向かう。
2区 横浜駅東口 そごう前
蒲田から横浜へ到着したのは9時8分。選手の通過予想時刻の20分前、しかし大変な数の人で蒲田とは全然違いご覧の通り。とてもじゃないが道路が見えない。
どうしようもないので選手の通過に合わせて、カメラを頭上に挙げて,,あてずっぽうでシャッターを切って撮れた明大菊地君の写真。
花の2区、腰痛の不安があるエースの鎧坂主将に代わって、次期エースの菊地君が健闘し区間5位。
大いに貢献。
続いて、3区藤沢へ
3区藤沢 藤沢橋交差点
先頭争いを展開する早稲田の矢沢君(区間6位)と東洋の山本君(区間2位)。
3番目に通過の青山学院の福田君区間13位
続いて4位グループ
駒沢の油布君(区間12位)、日体大の矢野君(13位)、そして明治の石間君(13位)。
偶然ですが、上の写真の福田君と、下の写真の矢野君、石間君は同タイムの13位です。3人が同タイムは珍しいと思います。
ちなみに湯布君は3秒だけ勝っています。この4人仲良しですね。
7位で通過するのは東海大の刀祢君
ここで時計は10:34
まだまだこれからやってくる大学があるが、次は4区大磯に行かねばならない。そうなるとすぐに藤沢駅へ向かわないといけないので、急いで藤沢駅へ向かいJR東海道線で大磯へ。
藤沢駅は1kmちょっと、この道が長い長い、電車は10:44だ! 急がねば。1kmちょっとを10分行くのは大変、息が切れる、キツイ。先が思いやられるー。はーっはーっ!
何とか藤沢駅10:44発間に合って大磯へ向かう。電車が混んできた。
4区大磯
11:00大磯着、大磯駅は高台にあり、坂を下ると300mくらいで国道1号線にでる。
選手が来るまで20分位ある、駅下の交差点はまだそれほど混んでいない。ほぼベストなポジションが取れる。
お目当ての明大八木沢君は8番目位にやってきた。
ここでも、後続の大学を観ていたら小田原から先、目的の箱根湯本で選手の通過に間に合わない。藤沢から大磯はキツイ行程だが、この大磯から箱根湯本はもっと厳しい。
何としても大磯11:25発に乗らなければ、約300mとはいえ上り坂を必死で駆け上がる。若い人にどんどん抜かれる、女性にも抜かれる。彼女らは陸上部員だ。勝てるわけがない。皆11:25発に乗るつもりだろう。さあ間に合うか?。
実はこうしてで電車で追っかけというか先回りをしていると、走り終えた選手や、サポートの陸上部、駅伝部員の大学生がたくさんいます。その他にも選手の父母、血縁者、友人、陸上部OBなど関係者、そして私のようなファンがたくさんいて電車はさながら朝の通勤ラッシュ並みなのです。1月2日の小田原駅はすごいことになっています。こんな時、Suicaは頼りになります。それと今回頼りになったのはソニー製の通勤用ラジオ、電車に乗車中でもある程度雑音を除去して聞かせてくれる。駅で停車するとさすがに雑音が入るが、駅で停車中はインターネットがつながりやすいので、ネットを使って途中の情報を得る、日本TVの箱根駅伝HPはかなり詳細でチェックしやすい。ありがたい物だ。私が初めて追っかけを始めた2006年81回大会ではネットもつながりにくく、ラジオも音が聞きづらい、ワンセグ携帯がまだなかったので電車内での情報が取りにくくて困った。何度もこれならずっと自宅のTVを観ていた方がいいと思ったことか。しかし、ライブの雰囲気は私を引きつける。
小田原駅に着いた頃か、ラジオから聞こえた情報で4区の八木沢君が好走した事を伝えた。NHKとラジオ日本の2放送局を切り替えながら聞いていたが、8位から5人抜きで3位に上がったらしい。
この八木沢君は大学では初駅伝だ。スピードはあるがスタミナにやや不安がある選手、しかし高校時代から全国指折りの選手はさすがだ。大六野君とこの八木澤君、復路の有村君、更に今回の箱根は走らなかったが、文元君も力がある、この1年生4人が明治を更に高いステージへ上げてくれるような予感がする。
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