第82回東京箱根間往復大学駅伝競走 スタートから1区

いよいよスタート。
 地下鉄入り口に近いところでスタートを待つ。携帯テレビは鮮明に映る。この辺は電波がいい。もう日本TVの放送が始まっている。
 TVの画面で20人の選手がスタートラインに着いたことを確認。カメラの用意、シャッタースピードが速いスポーツモードに設定。高速連写に設定。ドン!!TVの音は聞こえたと思うが、風向きのせいか300mくらい離れたここまではスタート音は聞こえない。TVをOFF。カメラを構える。きた。

来た!!また今年も日体大の鷲見君がとびだした。
すでに20mくらいとびだした。鷲見君(豊川工業)

後続の集団、Nのマークは日大土橋君。左隅は駒沢藤山君。鷲見君以外は集団走。


選手達の通過と同時に地下鉄の階段を下りる。急げ、スイカとパスネットはプラケースにいれ首から提げている。パスネットでチェックイン、ホームへ降りると、電車が入線する音が聞こえる『しめた、間に合った!』実は保険をかけていた。もし間に合わなかったら、徒歩7,8分のJR東京駅から東海道線8:13発に乗る予定だった。しかしそうすると観戦場所が一箇所減る。それが都営三田駅の芝5丁目交差点だ。電車に乗って、あたりを見回すと少ないが仲間がいる。一区の選手に思い入れがある人か。相当なオタクだ。おっと人のことは言えない。おれはいったいなんだ?やはり箱根駅伝オタクだろう。
8:10三田に着いた。実は先ほど三田で乗り換えた時駅員さんに、どの通路を通ってどの出口を出たら駅伝が見やすいか確認しておいた。地上に出た。横断歩道を渡って、選手から見たら突き当たりのT字路を右折するわけで、その突き当りの横断歩道脇を陣取った。後ろから肩を触る人がいた。『あのー、見えないんですが』『あっ、失礼、しゃがみますので』そういってしゃがんだ。(下はその時撮った写真、しゃがんだためアングルが低い位置から捕らえています。)選手の通過予定をガイドメモで確認。8:14とある。いま8:13分。来た。

高速連写でバシャバシャバシャバシャ・・・ その中の一枚です。集団の前に鷲見君がいますが、意外と楽に行ってると言う感じではない。捕まるぞ、これは、そう思った。
つづいて8:25発の京急直通の電車にのる。いるいる、大きなのぼりをもっている人。カメラと脚立を持っている人がいる。脚立は三脚の代わりにしたり。人ごみで前へ出られない時、高い視線で威力を発揮する。
8:43分京急蒲田着、国道15号線に出る。ここは時間がない、選手が走るのは下り車線だが、向こう側へ渡る時間がない、しかも8:54発に乗るには心配。チョット遠いがそのまま撮影、しかしこちら側登り車線は車の通行が自由で結構通行している。写真はご覧の通り。

ごらんのとおり、踏切を渡る選手。京浜急行では選手が踏み切りにかからないように電車を運行しているそうだ。


ここまで3箇所でカメラを構えながら母校明治大学の選手、岡本君に声援を送る。今までに一度だけ岡本君と会話したことがある。気さくな明るい青年だ。1万メートルのベストタイムが28分51秒。これは一流だ。昨年岡本君は同じ1区を走って体調不良もあって20人中16位と出遅れた。しかし今年はいい感じだ。


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