シネマのはなし (映画鑑賞)

『博士が愛した数式』をとうとう見ました。良かった。いい映画でした。ブログに書きました。これからは映画鑑賞は日記ブログに書こうと思います。

2月12日、目的の映画は寺尾聡主演『博士が愛した数式』たのしみだ。15:40JR川崎着、副管理人に電話待ち合わせ場所を確認、チケット売り場へ。副管理人に『腹減ったから何か買っといて、食い物を・・・』そういっておいた。チケット売り場へ着いた。意外と空いている。しかしびっくりのアナウンス。
『博士が愛した数式のチケットは完売です。誠に・・・・・』だって。まただよ。まさかのチケット売り切れ。
仕方ない、迷った挙句『燃ゆるとき/THE EXCELLENT COMPANY』に鞍替え。中井貴一主演。高杉良原作の所謂経済小説だ。先日NHKTVのスタジオパークで中井貴一がでて、別の映画と、この映画の話をしていた。これはまずます面白かった。70年代か、80年代にマルちゃんの東洋水産を連想させるカップ麺を作る食品会社会社が、アメリカ進出、その現地工場の窮地に当時の代表的な企業戦士が誠心誠意をつくして会社、現地工場の職員とともに諸問題に挑む話だ。
この辺で・・・・・今度こそ『博士が・・・・・』を観るのだ。




1月29日、また映画に行った。この日は親戚の新年会があった。管理人の母方の新年会だ。毎年やっているがお酒が苦手な管理人の参加は久しぶりだ。叔父や叔母(母が一番上の姉なのでこの字でいい)たち。従弟妹(私が最年長なのでこの字?)達、その子供たちと会った。総勢40名。草葉の陰から今は亡き、爺さん、婆さんも喜んでいることだろう。懐かしかった。ありがとう。これ見てくれているかな?

その帰り、お酒を飲んで酔っ払った副管理人を助手席に乗せた。寝てしまう。「こいつまた酔っ払って寝てやがる。しょうがねーやつ」 
予定していた川崎チネチッタへと向かう。池袋から新宿、原宿、広尾、天現寺と抜け、五反田から国道1号で川崎へと向かう。チネチッタは駐車場もある。お目当ては

  フライトプラン

  単騎千里を走る、    ←公式サイトへ
  博士が愛した数式
 この3本だ。当然今日はその中の一本の予定だった。副管理人の希望でこの日はフライトプランにしぼった。ところがまた・・・・である。チケット売り場で完売の放送。ンン・・・・・・・単騎千里を走るに変更。チケットを購入。シアターに入る。お客の入りが悪い。やはり人気がフライトプランに集中しているようだ。これら3本とも昨日封切りだ。
単騎千里を走る。これはこじれた父と息子の話だ。重い病気の息子の夢を父が代わって、中国奥地まで向かう話。映像はきれいだった。子役が素朴で可愛かった。言葉が通じないとこんなものか?上手い通訳と。初心者、カタ言の通訳。親子の心を描いた作品。悪くはないが超大スター高倉健の主演という大きく重い期待には答えてくれなかった。しかし、健さんではなく、もしB級映画だったら高い評価だったかもしれない。副管理人は泣いていたが、私の目に変化はなかった。・・・・さあかえろうか。 7時前だ。
し・・・しかし『もう一本見ようか?フライトプラン』・・・ちょっと満足できなかった。

フライトプランは楽しめた。夫を亡くし、遺体と愛娘を連れて飛行機で帰郷するジョディー・フォスター扮する母。フライト中の飛行機の中で娘が行方不明になる。捜す母・・・・とんでもない事件と結末。気になったのは映画の中で表現されているアラブ系民族への差別意識。その差別感を表現しながらそれを打ち消さずに映画が終わった。暗にアラブ系イコール悪、テロリストと言いたいような部分があったのは残念。これ以上は書きません。面白かった。
2本も映画を見てしまうとは・・・・・。それにしても駐車場代がちょと心配。しかしここチネチッタは映画1本に付き2時間分駐車料金が無料になるので、負担は400円。これで9時半ごろ帰宅しました。
 次回は寺尾聡主演、
博士の愛した数式を狙っています。



1月22日連続で映画鑑賞だ。
 今回は薬剤師会の新年会が横浜崎陽軒であって、夫婦で出席してその帰りに行った。109シネマズMM横浜によることにした。今日は時間に余裕があった。コンビニでお茶とスナック菓子、飴を買い込みチケット売り場へ。基本的には食品、飲料の持ち込みは禁止だから、こっそりと行きましょう。
カウンターは意外と空いていた。ここは座席がゆったりしていていい。しかし難点は横浜駅から遠い。地下鉄があるが、横浜まで歩いても所要時間が変わらない。

映画は
男たちの大和/YAMATO詳細はこちらだ。
ふつうの戦争映画かと思ったが、そうではなかった。戦地に行く男の思い、家族を守るという哀れなくらい純粋な思い。それを見送る母、妻や恋人。彼女達の思い。良かった。めったに涙が出ない管理人だが、養子に出され母に疑念を持った少年兵がその母に別れをつげ、離れようとしたとき、初めてわだかまりを捨て、母と少年がお互いに感極まって強く抱き合うシーンはジーンとした。今まではこんなとき、こんなシーンを見ると自分を戦地に行くも者の心にオーバーラップさせていたが、50歳を迎えると、送るものの立場になってしまう。息子達を送る気持ちだ。初めて分かった、送る方がつらい。大切な家族を守る、そう気持ちを高揚させれば戦地に赴くのも怖くはない。そう思ってきたが、送る立場はもっとつらいのではと今日初めて分かった。戦争は悲しい。そう思った。
それにしても先週の有頂天ホテルと対照的な映画を観たもんだ。


06年1月15日・・・
有頂天ホテル・・・・詳細はこちら
これを観たいと副管理人は以前から言っていた。面白そう。彼女は私の趣味の範囲外のハリーポッターも数日前に観ている。川崎チネチッタでの鑑賞を予定していた。ここは座席が良かったからだ。しかし今回は有頂天ホテルみたいなパニックに巻き込まれそうになる。

二人はJR川崎に着いた。17:30だ。開映は18:15。おなかが空いた。映画館の席についたらなんか食べよう。パン屋に寄った。パン5,6個と飲み物を2本買った。チネチッタに向かう。映画館目前で引っかかった。マグロ丼やだ。うまそうだ。パンより旨そう。そりゃそうだ。ファーストフードの海鮮系、二人の意見は合致した。軽くここで食べてから。これがこれが後でとんだ事になった。食券を買ってすぐに出来た。すばやくかき込む。いつもは食べるのが遅い副管理人も丼を覗くと順調に食べていた。『ご馳走さん。旨かった。さあ・・・映画だ』チネチッタに入る。チケット売り場へ。ここでまさかのアナウンス。『有頂天ホテルのお座席は完売でございます。誠に申し訳・・・・・』だって。ガビーー〜ン。懐かしい言葉、擬音?を思い出した。あのマグロ丼は食べなかったほうが良かった・・・・??折角ここまで、・・・・・どちらにしても間に合わなかったかもしれないが、マグロ丼を食べないほうがと後悔した。
しかしここでがっかりはまだ早かった。ここで管理人の日ごろの緻密、綿密さが功を奏した。実は保険をかけていた。座席はチネチッタのほうが良いが。川崎TOHOもある。こちらは開演が18:10だ。チネチッタより5分早い。電話番号を念のため携帯に入れてある。TOHOに早速電話した。『前のほうのお席でよかったら、おとりできます。』『今からすぐ10分くらいで行くから二人分開けといて』『承知しました。』
さあ急げ、京急川崎駅前のTOHOだ。チケットお買って中に入ると、すでに予告編やCMが終わって本編のテーマがながれている。『間に合った』そんなあわただしい映画鑑賞でしたが楽しめました。

 これは完璧に娯楽作品。多少三谷監督のファミリーの顔見世的な豪華キャストであることも否めないが、オダギリジョーが出演していることに気づかなかった人もいるのでは。


 また何か観る予定。




以前から誘われていた。
『いつも私が付き合ってる(誠にその通り)、たまには私の趣味にも付き合ってよ!!』副管理人(家内)

『それもそうだ、映画くらいなら付き合おうか』そういって、映画に行ったのは昨年暮れのこと。『これなら貴方でも観られると思う』そういって連れて行かれたのは
亡国のイージス。これは中々だった。近頃の邦画は捨てたものではないらしいと思ってはいたが、それを実感した。近頃の東アジア、特に北朝鮮との関係、現状を思うと、わが国を侵略する戦術としてあり得無くはない。
また真田広之はかっこよすぎる、大スターだと思った。
亡国のイージスの詳細はこちら

実は25年ぶりくらいの映画鑑賞だった。1972年ころ、管理人は高校時代に同級生と映画の試写会に良く行っていた。はがきで応募しては、当たると友達と行った。飯野ホール、ガスホール、など行った記憶がある。その当時の話題作は『ポセイドンアドベンチャー』『ゲッタウェイ』『ラブストーリー』『ゴットファーザー』などみな洋画である。70年代の邦画はさっぱりで観るべき作品に出会えなかった。その後も25歳くらいまでは一人暇なときなど、新聞で面白そうな映画を調べて時間つぶしをした。それは1980年ころの事だ。当然熱烈な映画ファンではないので、家庭を持ち幼い子供ができると映画館への足は遠のく。おりから1983年ころビデオデッキの値段が安くなった。10万円で買えるようになった。ビデオデッキを買ったら今度は映画は当然レンタルビデオで鑑賞する。子供たちを寝かした後、副管理人と一緒に早めに台所など片付けて鑑賞会が始まる。

    そんなことを思い出した。

次に観たのは
ALWAYS三丁目の夕日(詳細はこちら)
  これは東京生まれ(1955)の私には懐かしかった。東京タワー建設中の東京。路面電車(都電)が走る大通り、管理人には分からないが戦争の傷跡、集団就職は金の卵、懐かしい古い上野駅、テレビの普及、テレビがある家に近所の人が集まる。氷の冷蔵庫から電気冷蔵庫へ、扇風機に向かって『あ”あ”あ”あ”・・・』。メンコ、半ズボン、はなたれ坊主(自分)、怖い注射、これら懐かしい要素と、映画のテーマである親子の愛情。これは涙もの。

 これでまた管理人の悪い??くせか。映画にもハマってしまった。

前のページへ

ホームページへ

メインメニューページへ